実は逆効果!?機械式時計の扱いに関する注意点

最初は使うことが最も重要なお手入れ

独特の風合いと高級感で持つ者の心を満たしてくれる機械式時計。やり最初のうちは使わずに、大事にしまって眺めたいと思ってしまう人が大半でしょう。

しかし、これはお手入れの観点からあまり好ましい状態ではありません。機械式時計内部には各部品を円滑に動かし、磨耗から守ってくれる潤滑油が塗られていますが、これは機械式時計がしっかりと駆動してくれないと全体に行き渡りません。それなのに使わないでいると潤滑油が固化してしまい、いざ使おうと思った時に動いてくれないという事態にもなりかねません。機械式時計は最初の数ヶ月間は使ってあげた方が、長持ちするようになっているのです。

保護シールを剥がすと汚れてしまう!?

機械式時計を購入した直後は、ケースなどに保護シールが貼ってある場合があります。これを剥がしてしまうと汚れがついてしまう気がしてしまい、結局貼ったままで使い続けてしまう人も少なからずいます。

実はこれも、機械式時計を悪くしてしまう原因になる可能性があります。機械式時計のケースはステンレス製が多いのですが、ステンレスは空気中の酸素と結合しなければ、錆びを防止する皮膜を形成してくれません。つまり、保護シールを貼ったままにしておくと、ケースが空気に触れずに錆びが浮いてしまうことになりかねないのです。

機械式時計にとって良かれと思うことが、実はお手入れの観点から好ましくないということは多々あります。どういった点に注意しなければならないのかを、しっかりと把握した上で使うように心がけておきましょう。

オーデマピゲは複雑な機構を備えた高級腕時計で知られ、創業以来販売した時計すべての修理を受け付けていることで知られます。